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休む?休まない?

今月は3連休が2回ありましたね。僕は独立後(厳密にいうと証券会社の最終出社日から)はやることが追いついておらずに丸一日休日というのはないです(笑)。この要領の悪さは証券会社時代からで、重い仕事をしているのに早々と切り上げて帰って行く人を見ては、羨ましく、そして「能力ある人はいいなぁ・・・」と少し恨めしく思ったものでした。

根っからの文系人間なので、デジタルに見切りをつけることが苦手でして、証券マン時代も、「これは今日はもう無理」と切り上げられず、サイトで文献を漁ったり、知り合いの弁護士さんなどに夜中メールをしてみたりしてしまうんですね。重めの仕事をしている時などは終電まではできることをやろうと。やれる事は最後まで粘ってやっていないとなんとも気持ちが晴れないんですね。これがわかる人は僕の仲間ですね(笑)。仲良くしてください。

話が脱線しましたが、連休に話を戻すと証券マン時代にクライアントのオーナー社長さんで休みの日も休まない人が結構いらっしゃいました。それも既に会社が大きくなって業績も順調で部下にオペレーションは全て任せられる会社のオーナー社長さんです。日本電産の永守さんやホンダの本田宗一郎さんが正月も休まず働くことや、海外ではテスラのイーロン・マスクCEOが週100時間働くという話は有名な話ですが、24時間365日事業=自分自身という方が結構多くいらっしゃるような気がします。

逆に、芸能人と浮き名を流して、夜な夜な飲み歩いて会社には殆ど来ない(来ても昼過ぎに顔を出して帰るだけという)社長さんもいました。そういう会社は大抵は業績も(ブームに乗って一時的に良い場合もありますが)原則は良くはなかったと記憶しています。そして何よりもそういう会社は事故を起こすんですね。

組織のトップの社長というのはその組織の風紀の根源です。なので、社長が朝会社に来ない会社は、NO2の役員も車内の飲み会の次の日に会社を休むとか同じことをします。そしてそれを見た現場の管理職や末端社員までそうなります。そういう締まりのない組織になるとガミガミ言う人が居なくなるので、牽制機能や監視機能が働かずに小さなコンプライアンスが見過ごされるようになり、それが大きな事故に発展します。そうして、その会社は市場の信用を失ったり、人が流出したり、訴訟で多額の賠償金を支払うことになったりするのです。これを学問的には「ハインリッヒの法則」と言います

また脱線しましたが、働き方改革が叫ばれる昨今ですが、働き方と休み方のさじ加減は本当に難しいと思います。日本にいる外国人の方はどうでしょうか?

そう言えば、AmazonのジェフベゾスCEOや、最近流行りのSHOWROOMの前田社長も証券会社のご出身です!
わたくしも頑張ります(すみません。流石におこがましいですね。もう言いません。。)

自宅のPCの前にて 村井将一

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