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【外国人の創業融資】金融機関との面談の心得

外国人創業融資の金融機関の面談の心得

金融機関の面談に際していかに6か条の心得を記載しました。面談時間は概ねの1時間前後です。この1時間で融資をするかどうかを原則は判断していきますので十分に注意してください。このインタビューでさらに必要な情報が見つかれば、後ほど追加資料という形で提出を依頼されることになります。

なお、一見雑談に思える話でも、実は内容の確認だったりします。わたし自身も銀行や証券会社にいた頃は、真面目な顔をして質問すると、話し手が構えてしまい本当のことを言わないような話などは、雑談に見せかけて聞くようにしていました。したがって、わたしが金融機関の人と話をするときは、「今雑談に混ぜて、あれを確認したな?」とすぐに気づきます(笑)。

その1:アポイントの時間は厳守する(外国人は特に注意!)

  • 融資を受けるということは信用を供与してもらうことです。日本では1分でもアポイントの時間に遅れたら遅刻とみなされて信用を失います。立て続けに2度遅刻したら約束を守れない人(=お金を貸してはいけない人)という扱いを受けられる可能性があります。
  • したがって、10分前には金融機関の店舗前に着くようにしておきましょう。遅刻しそうな場合は、必ず電話で連絡を入れて、丁寧にお詫びをしてください。外国では許してもらえても日本では遅刻は致命的です。

その2:人は見た目が9割、面談時にはスーツ着用で

  • 心理学では人は見た目が9割です。普段Tシャツ短パンで仕事をしていたとしても原則スーツを着用してフォーマルな格好でで面談に行きましょう。
  • 外国の民族衣装での正装がある場合はそれでも構いません。あくまでフォーマルな格好で望む「姿勢」が大事です。間違ってもヨレヨレの格好をして銀行に行ってはいけません。

その3:言葉遣いをしっかりと

  • 文化の違いはあっても、日本では特に礼儀は大事です。挨拶をきちんとしてください。日本語が得意ではないかもしれませんが、「です」「ます」と言った敬語で答えましょう。多少日本語が変でも構いません。

その4:ウソは厳禁!嘘をついた時点で融資は断られます

  • 質問に対する答えでウソをつくのは厳禁です。融資は起業家に信用を供与することですので、たとえ小さな嘘でも嘘をつく不良な人にはお金は貸せません(これは入管の審査と同じです)。
  • なお、自分からマイナスのことや聞かれていないことをいうのもマイナス評価になるので、聞かれたことに対してきちんと答えることを意識してください。

その5:事業計画書のポイントを押さえておく

  • 事業計画書のポイントについて答えられないと経営者としての信用を失ってしまいます。事業計画書のポイントとは、売上高、利益、資産、負債と言った計画数値や事業計画の実現可能性です。
  • 事前に合理的な事業計画書を作成し、その前提となる事項や面談で聞かれると思われるポイントについて、模擬面談を行いますので安心してください。

その6:大風呂敷は広げすぎない

  • 金融機関はリーマンショックのような外部環境の変化が起きた時でも計画通りにいかなかった時でも、お金を返してもらえるかどうかを意識しています。なぜならば、貸すお金は、預金者の人や株主から預かったものですので、貸し倒れると実質株主に被害が及ぶからです。
  • (外国人起業家にはとても多いのですが)あまりに現実離れした大風呂敷を広げすぎた計画でそれが合理性に欠けると、金融機関担当者が不安になりますので、「悪く見積もってもこのラインは十分達成可能です」というトーンが融資申し込みには良いです。
  • したがって、事業計画の売上利益の予想は実現可能性の高い合理的なものである必要があります。こちらの数値計画の立て方も弊事務所がアドバイスいたしますのでご安心ください。

想定される質問(想定Q)

①創業の動機・目的について教えてください

どのくらい本気でビジネスを成功させようと覚悟を持っているのか?やる気や考えの深さなどが見られています。

②代表者の略歴を教えてください

これまでの経歴が創業するビジネスにどう活きるのか説明することが必要です。創業融資は企業の過去の実績がない分、創業者の経験が重要視されます。

③市場規模と競争環境について教えてください

市場規模や競合他社の状況とその中での自社の立ち位置をしっかり把握して作戦を立てているか?(=しっかり把握して作戦を立てていれば失敗しづらい)という観点での質問です。大くくりでIT産業というのでなく、ITの中でウェブ小売、さらに商材で市場規模を図り、コンペティターとの違いや自社の戦略を明確にする必要があります。

④売上高・利益の見通しについて教えてください

予想している売上高に一定の根拠があるかどうかという点です。合理的な仮定のもので積み上げられた数値であることが必要です。したがって、(実際は本当にそうかもしれませんが)とにかく気合いで頑張りますというものではなかなか理解は得られません。根拠の策定については弊事務所がアドバイスいたしますのでご安心ください。

⑤集客方法について教えてください

新しく始める事業ですので過去の売上高のトレンドがなくどのくらいお客さんが来るのかわかりません。したがって、集客のプロセス、ディールフローをどのように確保するのか、価格戦略をどうするのかなどを解説する必要があります。

⑥事業がうまくいかないリスクはどこにありますか?その場合どのように対処しますか?

原材料価格の高騰や競争激化による売価ダウンなど外部環境が悪化する場合などのリスクシナリオを予め把握しているか?そのような時に生き残っていく算段を考えているかという質問です。ストレスがかかった場合に更なるコスト削減などを通して収益を確保していける水準を考えていく必要があります。

⑦今後3年のビジネスプランを教えてください

向こう3年分の合理的な前提をもとにした予算が必要です。将来の外部環境の変化は究極のところ誰にもわからないので上場会社ですらなかなか中期経営計画の目標数値を達成することは難しい状況ですが、一定の前提を置いて保守的に見た場合でもこの水準は達成できるというイメージを求めています。

⑧資金の使途をご説明ください

創業計画書や事業計画書の中でも触れていますが、設備資金、運転資金等の内訳のみならず、例えば、その設備は本当に必要不可欠なものなのか、中古でなく新品でないといけないのかといった点が確認されます。

⑨自己資金をどのように作ってこられたか教えてください

自己資金がいわゆる見せ金でないかを確認します。貯金以外の場合はその形成過程を証明する必要があります。

⑩申請額が減額された場合どうしますか?

減額された場合でも、なんとかその中でやり繰りをしていけるという説明が望ましいです。

この記事を書いた人

村井将一(むらい まさかず)
1977年生まれ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券(三菱UFJフィナンシャルグループと米Morgan Stanleyのジョイントベンチャー)で企業の資金調達やM&Aなどのアドバイスを行う投資銀行業務に18年間従事。在職中500人を超える起業家や上場企業経営者に対して事業計画や資本政策などの財務・資本戦略についての助言を実施

専門は外国人の在留資格手続きに関わるコンサルティング及び財務コンサルティング。趣味は、日本人アイドルのコンサートとディカプリオ映画と猫と遊ぶこと

入国管理局申請取次行政書士・CFP(Certified Financial Planner)
日本証券アナリスト協会検定会員

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