観光・保養ビザ(特定活動40号)
 保養の目的で長期間(90日以上)母国から親を日本に呼びたいです。どうすれば良いですか?
保養の目的で長期間(90日以上)母国から親を日本に呼びたいです。どうすれば良いですか?
 査証免除国の国籍であって、一定以上の資産がある外国人は観光・保養ビザを取得し最大1年間日本に滞在することができます。
査証免除国の国籍であって、一定以上の資産がある外国人は観光・保養ビザを取得し最大1年間日本に滞在することができます。

観光・保養ビザ(特定活動40号)とは
観光・保養ビザ(特定活動40号)は、特定の国籍の外国人が、1年以内の期間、日本で、観光や保養のために滞在するための在留資格(ビザ)です。日本の親族や知人への訪問も含みます。
通常の観光ビザ(短期滞在)では、原則は最大90日間しか日本に滞在できないところ、この在留資格を取得すると、最大1年間滞在(6か月のビザが付与され、1回だけ更新OK)できます。
対象となる人
観光・保養ビザ(特定活動40号)の対象となる人は、①国籍が査証免除国・地域である、②18歳以上である、③日本円に換算して3,000万円以上の金融資産を持っている、④民間の医療保険に加入している、ことが求められます。
要件
| 1 | 国籍 | 日本国への査証が免除されている国・地域であること | 
| 2 | 年齢 | 18歳上であること、配偶者も帯同OK | 
| 3 | 金融資産 | 日本円換算で3,000万円以上 ・夫婦の預貯金などの合算でOK | 
| 4 | 民間保険への加入 | 国民健康保険に加入できないため、民間医療保険に入っていること | 
国籍:査証免除国&地域
国籍が日本国が指定する以下の査証免除国・地域であることが条件になります。したがって、査証が必要な中国やロシアなどの国籍の方は対象外となります。
| アジア | 欧州 | 
|---|---|
| インドネシア | アイスランド | 
| シンガポール | アイルランド | 
| タイ | アンドラ | 
| マレーシア | イタリア | 
| ブルネイ | エストニア | 
| 韓国 | オーストリア | 
| 台湾 | オランダ | 
| 香港 | キプロス | 
| マカオ | ギリシャ | 
| 北米 | クロアチア | 
| 米国 | サンマリノ | 
| カナダ | スイス | 
| 中南米 | スウェーデン | 
| アルゼンチン | スペイン | 
| ウルグアイ | スロバキア | 
| エルサルバドル | スロベニア | 
| グアテマラ | セルビア | 
| コスタリカ | チェコ | 
| スリナム | デンマーク | 
| チリ | ドイツ | 
| ドミニカ共和国 | ノルウェー | 
| バハマ | ハンガリー | 
| バルバドス | フィンランド | 
| ホンジュラス | フランス | 
| メキシコ | ブルガリア | 
| 大洋州 | ベルギー | 
| オーストラリア | ポーランド | 
| ニュージーランド | ポルトガル | 
| 中東 | 北マケドニア | 
| アラブ首長国連邦 | マルタ | 
| イスラエル | モナコ | 
| トルコ | ラトビア | 
| アフリカ | リトアニア | 
| チュニジア | リヒテンシュタイン | 
| モーリシャス | ルーマニア | 
| レソト | ルクセンブルク | 
| 英国 | 

年齢・配偶者
18歳以上が対象となります。また、配偶者の帯同が可能です。配偶者は、内縁は含まれず、法令上婚姻が成立していることが必要です。なお、外国で有効に成立している同性婚は含まれません。配偶者のみが対象となり、子や兄弟姉妹は対象とはなりません。
金融資産
金融資産は、「過去6か月間」の預貯金の通帳やStatementなどで預貯金がJPY換算で3,000万円以上であり、現在の残高及び支出入の明細が確認されます。配偶者も帯同することができます。その場合、夫婦合算で3,000万円以上あれば足ります。3,000万円は上陸申請の時点を指します。
なお、夫婦の場合、原則、同じ場所に滞在し、行動を同じくすることが求められますので、別々の場所に滞在し、別々の行動をする場合は、一人ずつこの在留資格を取得することとなり、ひとり3,000万円以上、合計6,000万円以上が求められます。
民間の医療保険に加入していること
日本での滞在期間中にけが、病気または死亡した際に、それらをカバーする内容の民間の医療保険へ加入していることが必要です。日本の国民健康保険などは利用できません。
観光・保養ビザ(特定活動40号)はコンチネンタルへ
コンチネンタル国際行政書士事務所は、外国人の経営者、リタイヤされた方、ご両親などに対して、日本でのビザ・サービスとFinancial Consultingの2つを提供しています。
250,000円/税抜き
この記事を書いた人
 村井将一(むらい まさかず)
村井将一(むらい まさかず)
1977年生まれ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券(三菱UFJフィナンシャルグループと米Morgan Stanleyのジョイントベンチャー)で企業の資金調達やM&Aなどのアドバイスを行う投資銀行業務に18年間従事。在職中500人を超える起業家や上場企業経営者に対して事業計画や資本政策などの財務・資本戦略についての助言を実施。日本証券アナリスト協会検定会員
専門は外国人の在留資格手続きに関わるコンサルティング及び財務コンサルティング。趣味は日本人アイドルのコンサートとディカプリオ映画と猫と遊ぶこと。
入国管理局申請取次行政書士・CFP(Certified Financial Planner)
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