【スタートアップビザ】今後1年間の必要資金とは?
【スタートアップビザ(東京都)】今後1年間の必要資金とは?
東京都のスタートアップビザでは、今後1年間の滞在費用を確保していることが求められます。この滞在費用とは、出資金・資本金に加えて、日本での住居費用、生活費用などが含まれます。
資本金が500万円であれば、資本金500万円に加えて1年分の生活費です。
生活費は、例えば、賃料20万円×12か月+生活費30万円×12か月=600万円などです。
合計で1100万円以上の銀行残高(Cash Equivelent)が必要です。実際は為替レートの変動などもあるため、余裕を持たせておくことが無難です。
在留カードを持っていない外国人は普通の賃貸物件のアパート(leased apartment)を借りることができない場合も多く、ホテルやマンスリーマンションを長期契約で確保するなど場合は想定よりも多くの金額がかかることもあります。また、普通の賃貸物件のアパート(leased apartment)を借りることができない場合は、別途、自治体への誓約書の差し入れなどが求められることがあるため、管轄の当局と随時相談をしながら進めていくことになります。
プロフェッショナル

村井将一(むらい まさかず)
外国人専門起業支援プロデューサー。
~外国人の起業ビザから資金調達までスタートアップを徹底的に支援~
起業のためのビザの不許可・審査長期化のリスクを専門家が極限まで低減。
1977年生まれ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券(三菱UFJフィナンシャルグループと米Morgan Stanleyのジョイントベンチャー)で企業の資金調達やM&Aなどのアドバイスを行う投資銀行業務に18年間従事。在職中500人を超える起業家や上場企業経営者に対して事業計画や資本政策などの財務・資本戦略についての助言を実施
専門は外国人の在留資格手続きに関わるコンサルティング及び財務コンサルティング。趣味は、日本人アイドルのコンサートとディカプリオ映画と猫と遊ぶこと
公益社団法人日本証券アナリスト協会検定会員・CFP(日本FP協会)
MBA in Entrepreneurship(Hosei Business School)